評定平均 自動計算【中学生対応】
通知表の9教科の評定(5段階)を入力するだけ。
評定平均値と、高校入試で使う「内申点(素内申)」を同時に算出します。
現役中学生エンジニア。47都道府県すべての教育委員会の入試要綱を直接読み込んで作った評定平均ツールです。運営者プロフィール →
評定平均とは?
評定平均とは、通知表の9教科の評定(1〜5の5段階)を合計して教科数(9)で割った数値です。 小数点第1位までで表すのが一般的で、たとえば全教科3なら「3.0」、5教科5・4教科3なら「4.0」となります。
通知表の評定を入力
9教科の評定をクリックして選択してください
評定平均の計算方法と出し方
評定平均の計算は単純です。9教科の評定(1〜5)をすべて足して、教科数の9で割るだけ。小数点第1位までで表します。
計算例1:全教科オール3の場合
計算例2:主要5教科が4、実技4教科が3の場合
計算例3:5教科5・実技4の場合
評定平均別の高校・進路目安【2026年最新】
評定平均がどのレベルだとどんな高校に行けるか、おおよその目安を解説します。実際の合否は当日点や面接も影響するため、参考値として活用してください。
評定平均5.0|最難関校レベル
全教科オール5。中学校で「学年トップ層」の評価。
評定平均4.5|難関校レベル
主要5教科オール5、実技で4が1〜2つ程度。
評定平均4.0|上位校レベル
9教科平均で4。「よくできる」評価が多数派。
評定平均3.5|中堅上位レベル
5教科で3〜4が中心、実技でも4が混ざる。
評定平均3.0|平均レベル(オール3)
全教科オール3。「ふつう」の評価。
評定平均2.5|中堅下位レベル
2が混ざる。一部の私立では出願制限があるかも。
評定平均2.0以下|下位レベル
1や2が複数。出席日数も影響する場合あり。
中学校の5段階評価の仕組み
中学校の通知表に書かれる「評定」は、1〜5の5段階で付けられます。多くの保護者が「5=90点以上」と思っていますが、現在の評定は単純に「テストの点数」で決まるわけではありません。2021年度以降、新学習指導要領の「観点別評価」に基づいた付け方になっています。
3つの観点で評価される
- ①知識・技能:教科書に書かれた知識を理解し、使える状態か。主に定期テストの点数で評価されます。
- ②思考・判断・表現:知識を組み合わせて問題を解いたり、自分の考えを表現したりできるか。応用問題・記述問題・発表で評価されます。
- ③主体的に学習に取り組む態度:授業への積極性、ノート提出、宿題、自主学習などで評価されます。
3つの観点それぞれを「A・B・C」の3段階で評価し、その組み合わせで最終的な1〜5の評定が決まります。一般的にはAAA→5、AAB→4、BBB→3、BBC→2、CCC→1という対応関係ですが、教科や学校により微妙に異なります。3観点の詳細は3観点評価の徹底解説で詳しく解説しています。
重要なのは、テストで90点取っても、提出物の出来や授業態度がCなら「3」になる可能性があるということです。逆に、テストが70点でも、提出物完璧・授業態度良好なら「4」がつくことも珍しくありません。詳しい対策は提出物・授業態度で評定アップする方法を参照してください。
評定平均を上げる7つの具体的な方法
1. 提出物は「期限内」かつ「丁寧に」
提出物の評価は「主体的に学習に取り組む態度」に直結します。締切を1日でも過ぎると評価が大きく下がり、評定が1段階落ちることもあります。期限の前日には必ず一度確認する習慣を付けてください。
2. 授業中の発言・挙手を意識する
発言の正確さよりも、積極的に手を挙げる姿勢が評価されます。1日1回でも発言できれば、態度評価が確実に上がります。回答が間違っていても問題ありません。「考えようとする姿勢」が重要です。
3. ノート・ワークは「色分け」と「自分の言葉」で
ただ黒板を写すだけのノートは評価されません。重要箇所を赤で、疑問点を青で、自分の言葉での要約を加えるなど、「考えながら書いている」ことが伝わるノートが評価されます。
4. 定期テストで「平均点+10点」を目指す
「知識・技能」の観点を上げるには、定期テストで平均点+10点が目安です。学年平均65点なら、最低でも75点を目指してください。これでBの評価が確保でき、評定4以上が見えてきます。
5. 実技4教科の「作品提出」を妥協しない
美術・技術家庭・音楽・保健体育では、作品や実技テストの評価が大きな比重を占めます。「実技は苦手だから」と妥協せず、与えられた課題に丁寧に取り組むことで評定5を狙えます。実技4教科は内申点で2倍になる地域も多く、影響が大きいです。詳しくは実技4教科でオール5を狙う戦略と都道府県別の副教科倍率を確認してください。
6. 先生に質問する
授業後や休み時間に質問しに行く生徒は、それだけで「学習意欲が高い」と評価されます。週1回でも質問する習慣を付けることで、態度評価が確実に上がります。内容は些細なことでも構いません。
7. 「振り返りシート」「自己評価」に力を入れる
単元末の振り返りシートや自己評価アンケートは、「主体的な学習態度」を直接アピールできる絶好の機会です。具体的に「ここが分かるようになった」「次はこう取り組みたい」と書くことで、評価が上がります。
評定平均が必要になる場面
高校入試の推薦選抜
公立高校の推薦入試(特色選抜・前期選抜)では、ほとんどの場合「評定平均○以上」という出願基準が設けられます。一般的に、上位校で4.0〜4.5以上、中堅校で3.3〜3.8以上が基準となります。学校により細かく異なるため、志望校の募集要項を必ず確認してください。地域ごとの目安は都道府県別の目標内申点ガイドで確認できます。
私立高校の併願優遇・単願推薦
私立高校の併願優遇制度では、「評定平均○以上」を条件に合格内定がもらえる仕組みがあります。たとえば「評定平均3.8以上で内定確約」「4.0以上で授業料減免」など、評定平均によって特典が変わるケースが多いです。
奨学金・特待生制度
公立・私立を問わず、奨学金や特待生制度の選考基準として評定平均が使われます。「評定平均4.3以上で授業料全額免除」のような制度を設けている高校も少なくありません。
中学校での三者面談・進路指導
中3の三者面談では、現時点の評定平均を元に志望校の合否可能性が話し合われます。早めに自分の評定平均を把握しておくことで、面談時にスムーズに進路相談ができます。
評定平均と高校入試の関係
都道府県別 推薦入試の評定平均基準【2026年最新】
推薦入試(特色選抜・前期選抜)の出願に必要な評定平均は都道府県・学校によって異なります。主要校の目安をまとめました。
| 都道府県 | トップ校の評定基準 | 中堅校の評定基準 |
|---|---|---|
| 東京(推薦) | 日比谷4.5以上、西4.4以上 | 3.8〜4.0以上 |
| 神奈川 | 横浜翠嵐4.6以上、湘南4.5以上 | 3.7〜4.0以上 |
| 大阪(特色入試) | 北野4.5以上、天王寺4.3以上 | 3.5〜4.0以上 |
| 兵庫(特色選抜) | 神戸4.3以上、長田4.3以上 | 3.5以上 |
| 福岡 | 修猷館・福岡4.5以上 | 3.8以上 |
| 愛知 | 旭丘・岡崎4.5以上 | 3.5〜3.8以上 |
| 千葉 | 千葉・船橋4.5以上 | 3.8以上 |
| 埼玉 | 浦和・大宮4.5以上(特別選抜なし) | 3.5以上(私立併願) |
※ 上記は当サイトが各教育委員会の入試要綱を直接確認した参考値です。実際の出願基準は学校・年度により細かく変動するため、必ず最新の募集要項をご確認ください。 詳しくは都道府県別の制度ページへ。
【実体験】中3で評定平均を3.2→4.1まで上げた具体策
運営者しゅうまいから
自分が中2の終わりまで評定平均3.2でした。「このままじゃ志望校に届かない」と気づき、中3の1学期で4.1まで上げました。やったことを正直に書きます。
期限ギリギリで雑になるのを防ぐ。3日前なら見直しもできるし、先生から「真面目」評価がつく。これだけで実技4教科の評定が3→4に2教科上がりました。
答えがわからなくても「これは〜という解釈で合ってますか?」と質問する形でもOK。「考えている姿勢」が評価されます。3週間で先生に名前を覚えてもらえます。
「テスト範囲を発表される前」から逆算して準備。学校のワークを2周回せる時間を確保。これで主要5教科のうち3教科で評定が1段階上がりました。
「がんばります」じゃなくて「水曜の放課後、ワークp.20-30を解く」のように、行動レベルで書く。先生は「自己分析できている生徒」として観点②③のAを付けやすい。
「主体的に学習に取り組む態度」観点を上げる最強の方法。質問内容はその週の授業の細かい疑問でOK。これで「2」だった理科が「4」になりました。
結果:中3の1学期で評定平均3.2 → 4.1(+0.9)。授業を変えずに、行動だけ変えました。「評定は努力で動く」と実感しました。
評定を下げる「やってはいけない3つの行動」
行動1:提出物の遅れ
1回でも提出物を出し忘れると、観点③「主体的に学習に取り組む態度」が大きく下がります。「忘れた」「家に置いてきた」は通用しない。1回の遅刻が評定を1段階下げる威力を持ちます。
行動2:授業中の私語・スマホ
先生が見ていないようで見ています。たった1回でも注意されると、その学期は「態度」評価で減点対象。スマホは校則違反でもあり、評定だけでなく内申書全体に影響します。
行動3:実技教科を捨てる
「美術は受験で使わないからどうでもいい」は最悪。東京都・神奈川県など多くの地域で実技4教科は内申点が2倍計算になります。実技で評定3を取り続けると、主要5教科を1〜2上げるよりダメージが大きい。
保護者向け:親が知るべき評定平均の本当の意味
1. 「テストの点数」と「評定」は別物
親世代の評価制度(5段階の絶対評価)とは大きく異なります。今は「観点別評価」で、テストの点数だけでは評定が決まりません。「ウチの子テストは取れてるのに評定が低い」と思ったら、提出物・授業態度を確認してください。
2. 評定平均は「親の声かけ」で変わる
「宿題やった?」より「今日の授業で何を考えた?」と聞く方が、子供は授業中の主体性が上がります。保護者向け中3サポート完全ガイドもご参考に。
3. 推薦入試は評定平均で「出願権」が決まる
どんなに当日点で逆転できる学力があっても、評定平均が出願基準を満たさないと受験すらできません。中1から評定を意識して育てるのが、結果的に進路の選択肢を最大化します。
4. 評定平均は「家族で確認」する習慣を
通知表が出るたびに、当ツールで評定平均を計算し、目標との差を家族で話し合うのがおすすめ。子供任せにすると現状を直視できないことが多い。
よくある質問
「評定平均」は1教科あたりの平均値(4.2など)、「内申点(素内申)」は合計値(38など)で表現します。同じ通知表データを別の形で表したものです。当ツールでは両方を同時に確認できます。素内申と換算内申の違いは図解で解説した記事もあります。
推薦入試では、中学3年の1学期または前期の成績を使うのが一般的です。一般入試で使う「内申点」は都道府県により異なり、中3のみ/中1〜3まで幅広く対象になる場合があります。中1から内申点を意識すべき理由は中1からの内申点対策で詳しく解説しています。 詳しくは都道府県別の制度ページをご確認ください。
公立中学校では原則として5段階評価が使われています。一部の私立中学では10段階を使うこともありますが、高校入試の調査書では5段階に換算されます。
当ツールは9教科すべてを等しい重みで計算する「素内申」ベースです。実技教科を1.3倍・2倍などに加重する「換算内申」についてはトップページの内申点計算ツールをご利用ください。
評定平均だけでは合否は決まらない
都道府県によっては「素内申」より「換算内申」が使われ、実技教科が2倍計算される地域も。47都道府県の正確な計算式で、あなたの内申点を確認しましょう。
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都道府県別の内申点を計算する
評定平均だけでなく、地域固有の換算方式で内申点を算出できます